この記事の要点
- プラマークは、まず容器や包装を見分ける手がかり: プラスチックでできた全ての物に付く印ではありません。マークの横の「袋」「ふた」なども見ます。
- 出す場所や方法は、住んでいる自治体で確かめる: マークだけで収集日や分別先は決まりません。品名を自治体の分別案内で調べられます。
- 親子で試すなら、安全な空き容器一つから: 全部のごみを調べる必要はありません。電池入りの物や割れた物などは、子どもに触らせず大人が扱いを確認します。
目次
お菓子の袋には「プラ」のマークがあるのに、プラスチックのコップには見当たらない。子どもから聞かれると、全部同じ仲間なのか迷うことがあります。
プラマークは、材質だけでなく、商品を入れたり包んだりしていた「容器包装」を見分ける手がかりです。家のごみ箱へどう分けるかは、自治体の案内と合わせて確かめられます。
マークの横にある、部分の名前も見る
環境省の案内では、プラマークは、飲料・酒類・特定調味料用のPETボトルを除く、プラスチック製容器包装の表示として紹介されています。プラスチック製品全てに付く印とは違います。環境省の表示案内
例えば、一つの商品が箱、内袋、ふたなどで包まれているときは、どの部分の表示かを見る必要があります。マークの横に「袋」「ふた」と書かれていたら、その部分を指しています。
複数の部分の表示が一か所にまとめられている場合もあります。箱にプラマークが印刷されているからといって、箱も中の物も全部同じ素材とは限りません。江東区の表示についての案内
マークを見つけたら、自治体の品名検索へ
次に確かめたいのは、住んでいる市区町村での出し方です。「自治体名」と「ごみ分別」で公式の案内を開き、袋、コップなど、捨てたい物の名前を調べます。
収集区分だけでなく、中身や汚れをどうするか、袋の入れ方、収集日も確認します。分からなければ、無理にどこかへ入れず、自治体の窓口へ聞けます。
引っ越し前の地域で覚えた出し方や、外出先の表示と、自宅のルールが同じとは限りません。子どもには「この町ではどう出すか見てみよう」と説明できます。

マークがなくても、回収対象になる例がある
地域の案内を見ると、マークの有無だけでは決められないことが分かります。
例えば横浜市の「プラスチック資源」の案内では、プラスチック製容器包装に加え、一番長い辺が50cm未満でプラスチックだけでできた製品も対象としています。ただし、厚くて硬い物などの対象外も定められています。これは横浜市の例で、2025年11月12日更新のページを、2026年10月13日に確認した情報です。横浜市の案内
同市では、飲料などのペットボトル本体は「缶・びん・ペットボトル」、そのキャップやラベルは「プラスチック資源」と案内されています。見た目が似ていても、出し先を分けている例です。
この例をそのまま他の市区町村へ当てはめず、自宅の案内を優先してください。プラマークがない物を、必ず燃やすごみと決めることもできません。
全部覚えるより、一つ調べて終えていい
子どもと一緒にやってみるなら、大人が選んだ安全で空の容器を一つ使えます。「どこにマークがあるかな」「袋ってここかな」と見た後、自治体の案内を一緒に開く。そのくらいで十分です。
ごみ袋をひっくり返して探したり、分からない素材を無理に剥がしたりする必要はありません。小さな部品を口に入れる年齢の子には渡さず、大人が示すだけにします。
子どもが興味を示さない日は、大人が分けて構いません。環境のために毎日正解しなければいけない課題にせず、暮らしの中の表示に気づいたときに調べる機会として使えます。
この記事で使った資料について
表示の意味は環境省と江東区の公開資料、実際の収集方法の例は横浜市の案内に基づいています。自治体によって収集の仕組みが異なり、変更されることもあります。最新の出し方は、住んでいる自治体の公式情報で確認してください。
この記事は、子どもと分別をすると特定の能力が伸びるという研究結果を紹介するものではありません。親子での見方や声かけは、編集部が考えた日常の例です。
参考資料
- 環境省 リユース・リサイクルのための表示
- 江東区 プラスチックの出し方(2025年4月10日更新)
- 横浜市 プラスチック資源









