この記事の要点
- 自動で次が始まるときは、普段使う端末やプロフィールから確認する:YouTube、YouTube Kids、Netflixでは、設定を確かめる場所が違います。
- 「自動再生」と「自動再生を無効にする」は、スイッチの意味が違う:YouTube Kidsの保護者設定では、「無効にする」をオンにします。同じ動画の繰り返しには、ループの設定もあります。
- 設定を変えたら、余裕のあるときに一度、終わり方を見る:毎回見張る必要はありません。子どもが自分で次を選ぶことまで止める設定ではありません。
目次
- 「次が始まる」は、どの動き?
- YouTubeは、普段使う端末で確かめる
- YouTube Kidsは、対象の子どもを選ぶ
- Netflixは、使っているプロフィールを選ぶ
- 同じ動画に戻るなら、ループの表示も見る
- 変更したら、一度、終わり方を見てみる
- 研究で聞かれた、親の経験
- 参考資料
「これで終わり」のつもりが、画面ではもう次の動画が始まっている。そんなときは、普段使っているサービスの自動再生を確かめられます。YouTubeは端末、YouTube KidsとNetflixは対象のプロフィールやアカウントが手がかりです。
この記事では、主に幼児が動画を見る家庭を想定し、何も押していないのに次が始まる場合の設定を紹介します。子どもが自分で次の動画を選んだり、「もう一本見たい」と頼んだりする場面は、設定だけで解決できる範囲には入りません。
「次が始まる」は、どの動き?
動画が続くといっても、画面の動きには違いがあります。気になった場面に近い項目から読めます。
- 別の動画が始まる:YouTubeやYouTube Kidsの自動再生を確認します。
- ドラマやアニメの次の話が始まる:Netflixなら「次のエピソードの自動再生」を確認します。
- 同じ動画や再生リストが繰り返される:YouTubeのループや繰り返しの表示も確認します。
家で使うサービスをすべて点検する必要はありません。まず、次が始まって困った端末一台から見ていけます。
YouTubeは、普段使う端末で確かめる
YouTubeの自動再生がオンだと、動画が終わった後に別の関連動画が始まります。この設定は端末によって変えられるため、スマートフォンでオフにしていても、パソコンでは違う状態になっている場合があります。
公式ヘルプでは、スマートフォンやタブレットは動画プレーヤー上部、パソコンは下部の「自動再生」スイッチで切り替えると案内されています。普段使う端末で次の関連動画が自動で始まるのを止めたい場合は、「自動再生」をオフにします。YouTubeの自動再生の案内
テレビでYouTubeアプリを開いて見る場合は、アプリの「設定」から「自動再生」へ進みます。スマートフォンなどからテレビへキャストしている場合には別の手順があるので、公式ヘルプの「テレビにキャストしているとき」の項目を見ます。テレビに映っているというだけで、同じ操作になるとは限りません。
YouTube Kidsは、対象の子どもを選ぶ
YouTube Kidsの自動再生は、初期設定ではオフです。ただし、一度オンにすると、保護者か子どもがオフにするまでオンのままになります。「最初はオフだったはず」と思う場合も、今の表示を確かめられます。YouTube Kidsの自動再生の説明
保護者側から自動再生を無効にしたい場合、公式には次の手順が案内されています。
- リンクされた保護者アカウントで、YouTubeアプリにログインする。
- 「マイページ」から設定を開き、「ファミリー センター」を選ぶ。
- 設定を変えたい子どものプロフィール、またはアカウントを選ぶ。
- 「自動再生を無効にする」をオンにする。
ここは表示の読み方に注意したいところです。「自動再生」をオフにする画面とは言葉が異なり、保護者設定では「無効にする」をオンにします。この設定が有効な間は、子ども側で自動再生をオンにできません。保護者による使用制限の公式案内
きょうだいなどのプロフィールが並んでいる場合は、実際に使っているものを選びます。手元の表示が案内と違うときは、別の項目を次々変える前に、公式ページで利用環境に合う説明を確認してください。
Netflixは、使っているプロフィールを選ぶ
Netflixでシリーズの次の話が始まる場合は、「次のエピソードの自動再生」を確認します。作品を探すときの「プレビューの自動再生」とは別の設定です。
ウェブブラウザからなら、「アカウント」ページで「プロフィール」を開き、子どもが使っているプロフィールを選びます。「再生設定」に進み、次の話を自動で始めたくない場合は「次のエピソードの自動再生」をオフにします。スマートフォンやタブレットのアプリからの手順も、公式ヘルプにあります。Netflixの公式案内
変更がすぐに反映されない場合は、別のプロフィールに切り替えてから元へ戻す方法も案内されています。家族の別のプロフィールを変更していないかも、ここで確かめられます。
同じ動画に戻るなら、ループの表示も見る
YouTubeには、動画や再生リストを繰り返すループの操作もあります。同じ動画の冒頭に戻る場合は、「自動再生」に加えて「ループ再生」「繰り返し」の表示を見ます。YouTubeのループ再生の案内
自動再生をオフにする操作だけで、再生リストや繰り返しを含むすべての連続再生が止まるとは考えないようにします。ループの操作方法も端末で異なるため、公式ページで使っている機器の項目を選べます。この記事の手順は、Shorts全般の再生を止める方法を扱うものではありません。
変更したら、一度、終わり方を見てみる
設定を変えたら、余裕のあるときに一度、普段の端末で動画が終わった後の動きを見てみるのも一案です。見るのは、次が勝手に始まるか、同じ動画に戻るか。毎回、最後の数秒に合わせて待機したり、視聴時間を記録したりする必要はありません。
見る内容を選ぶときに「今日はこの話までにしよう」と短く添える方法もあります。これは家庭で試せる声かけの例です。急いで切り上げる日まで、必ず話の終わりを待つ必要はありません。
すでに自動再生がオフで、次も自動では始まらないなら、設定の確認はいったん終えられます。子どもが続きを見たがるたびに、別の設定を探し続けなくても大丈夫です。

研究で聞かれた、親の経験
2016年に発表された米国の研究では、1〜5歳の子の親27人への面接と、別の28家庭による2週間の日誌調査が行われました。面接では、動画の終わりで区切りたいのに、自動で次が始まって止め時を逃すという親の経験が報告されています。著者公開の原著論文
一つの都市圏での小規模な調査で、親の報告に基づくものです。自動再生のオン・オフを実験で比べた研究ではなく、オフにすれば癇癪や視聴時間が減るとは言えません。本稿の確認順序や声かけも、研究で効果を確かめた手順ではなく、機能の説明をもとにした編集上の提案です。
まずは、いつも見る画面の一つの設定から。自動で次が始まる仕組みを確かめて、必要なところだけ変えられます。
参考資料
- Google/YouTube ヘルプ:動画の自動再生
- Google/YouTube 保護者向けツールに関するサポート:お子様のGoogleアカウントをYouTube Kidsの設定で管理する
- Google/YouTube 保護者向けツールに関するサポート:YouTube Kidsプロフィールの保護者による使用制限
- Netflix ヘルプセンター:次のエピソードを自動再生する方法
- Google/YouTube ヘルプ:YouTubeの動画または再生リストをループ再生する
- Hiniker, A., Suh, H., Cao, S., & Kientz, J. A.(2016)Screen Time Tantrums: How Families Manage Screen Media Experiences for Toddlers and Preschoolers. Proceedings of CHI 2016, 648–660. DOI: 10.1145/2858036.2858278.
サービスの操作説明は、2026年10月18日に公式ヘルプで確認しました。実機での動作検証は行っていません。表示や手順は変わることがあるため、操作時はリンク先の最新の案内もご確認ください。









