福岡市型こども誰でも通園|対象・利用料金と申し込みの流れ

まず確認したい3つのこと

  • 対象の目安:生後6か月~2歳で、保育所などに通っていない子ども。保護者の就労は問いません。福岡市の認定と居住確認書類が必要です。
  • 利用料金:原則1時間300円。生活保護世帯は無料、住民税非課税などの所定の世帯は減免後1時間100円の案内があります。給食代・雑費は別途かかります。
  • 最初にすること:希望園の受入年齢・時間帯・空きを確認。市の認定後に園へ直接申し込みます。月最大40時間は、予約できる時間の保証ではありません。

目次

保育所などに通っていない子どもが、保護者の就労を条件にせず利用できる「福岡市型」こども誰でも通園制度。対象の目安、支払う料金、定期的に通うための手続きを整理します。現金が家庭に支給される制度ではなく、保育サービスの利用に関する案内です。

この記事は2026年度の案内をもとに、市や園へ問い合わせる入口をまとめたものです。この記事から申請はできません。利用できるかどうかや個別の料金、受入可否は、市や希望園で確認してください。

保護者と一緒に園の入り口を訪れた幼い子どもを、保育スタッフが目線を合わせて迎える架空の場面を描いたイメージイラスト
通園時の出迎えをイメージしたイラストです。実在の施設・人物を描いたものではありません。保護者の同席が必要という利用条件や、利用・入園の確約を示すものでもありません。

どんな子どもが利用できる?

対象は、生後6か月から2歳までで、保育所・幼稚園・認定こども園・地域型保育事業所・企業主導型保育施設に通っていない子どもです。保護者が働いているかどうかは問いません。福岡市の対象案内。

認可外保育施設や幼稚園のプレ通園を利用している場合は、利用可能と案内されています。ただし、企業主導型保育施設に在籍している場合を「認可外だから利用できる」と扱わないよう注意してください。幼稚園のプレ通園と正式な入園も区別します。

2026年度中に3歳になった子どもは、年度末の2027年3月31日まで利用できます。3歳になってから初めて申し込む場合や、誕生日による対象の判断に迷う場合は、市へ確認してください。2027年度の対象や募集を案内するものではありません。

利用申込みでは、保護者が福岡市に住んでいることを確認できる書類と、福岡市が交付した「乳児等支援支給認定証」が必要です。市外に住む場合、転入・転出する場合、保護者と子どもの住所が異なる場合は、手続きを市に確認してください。市の利用申込書・注意事項(PDF)。

優先利用の対象になる場合もある

ひとり親家庭、多胎児、生活保護世帯、きょうだいが同じ園へ同時に申し込む・利用する場合などは、優先利用の対象として案内されています。子ども本人の障がい、きょうだいや保護者の疾病・障がい、関係機関からの紹介も含まれます。該当する場合は確認書類が必要です。優先対象であっても、希望園の受入れが必ず確保されるわけではありません。

利用料金はいくら? 減免はある?

基本の利用料は、子ども1人につき1時間300円です。市の一覧には利用料が無料の園や、1時間250円の園も掲載されています。希望園の欄で確認してください。市公式の料金・実施施設一覧。

減免について、市の現行案内では次のように示されています。

  • 生活保護世帯:利用料は無料。
  • 住民税非課税世帯:減免後の利用料は1時間100円。
  • 市町村民税の所得割額の合計が77,101円未満の世帯:減免後の利用料は1時間100円。

100円は割引する金額ではなく、減免後に支払う利用料です。無料・250円などの園での具体的な減免の扱いや、ご自身の世帯への適用は確認してください。

77,101円は年収の基準ではありません。減免判定では、住宅ローン控除、配当控除、外国税額控除、寄付金控除などを適用する前の市町村民税を使います。ふるさと納税などの控除後の額だけで、対象になると判断しないでください。

給食代や雑費などは別途必要で、利用料の減免対象には含まれません。利用料が無料の場合も、すべての費用が無料になるとは限りません。追加費用の内訳や支払方法は園へ確認してください。

減免に該当するかどうかは認定証に記載されます。市は、個別の該当の有無には電話・メールで回答できないと案内しています。制度や手続きの相談と、認定結果の確認は分けて考えると分かりやすくなります。減免に関する注意事項(PDF)。

月最大40時間と、実際の通い方

原則は週1回、決まった曜日・園が指定する時間帯に通う定期利用です。利用は子ども1人につき月最大40時間の範囲です。40時間分の予約を保証するものではなく、好きな日時を自由に選んで利用できる仕組みでもありません。利用の案内(PDF)。

受入年齢、曜日、利用時間は園によって異なり、現行一覧には1回2時間・3時間の時間帯もあります。週によって曜日が変わる園もあるため、実際の日程は希望園に確認してください。

複数の園を利用すること自体は可能と案内されています。ただし、園ごとに月40時間の枠が増えるわけではありません。複数園を利用する場合の時間の数え方、キャンセル時の料金や時間枠、振替の扱いは事前に確認してください。

福岡市外の園を利用するときは、月の利用時間上限や利用形態が福岡市と異なります。市外でも40時間使えるとは考えず、園がある自治体の案内と手続きを確認してください。市外施設利用の注意事項(PDF)。

市の施設一覧は、今回確認した版では2026年10月15日時点の空き状況を掲載しています。申込みの受付によって変わるため、一覧の表示を見たあと、最新の空きと開始時期を園へ直接確認してください。福岡市の実施施設・空き情報。

申し込みから利用までの流れ

福岡市では、認定証を確認したあと、希望園に直接申し込みます。利用日時は園と相談し、園側で定期利用を登録してもらいます。

  1. 希望園の条件と空きを確認する。市の実施施設一覧で受入年齢・曜日・時間帯を見て、園へ最新状況を確かめます。
  2. 市の認定を申請する。公式案内から「こども誰でも通園制度 総合支援システム」に進み、地域を福岡県・福岡市として申請します。
  3. 認定証を確認する。認定証の発行後、システムからの案内メールに沿ってログインし、マイページで認定証を確認します。
  4. 園へ直接申し込む。認定証を確認できたら、希望園が指定する受付方法で申込書や確認書類を提出・提示します。
  5. 初回面談を受け、定期利用を登録してもらう。園と利用条件を確認し、園側が定期利用を登録したうえで利用します。

詳しい操作は福岡市のシステム利用手引き(PDF)で確認できます。紙での認定申請も案内されていますが、提出先や必要な様式は市へ確認してください。認定や登録の完了だけで、希望日からの利用が確約されるものではありません。

園への申込みで準備する書類

  • 「福岡市型」こども誰でも通園制度の利用申込書。
  • 保護者の居住・本人確認書類。運転免許証、個人番号カード、健康保険の資格確認書のいずれか。
  • 福岡市が交付した「乳児等支援支給認定証」。
  • 優先利用に該当する場合は、その確認書類。

提示・提出の方法は市の利用申込書と注意事項(PDF)および園の案内を確認してください。持ち物は園ごとに異なります。本人確認書類の画像やお子さんの健康情報を、この記事に送る必要はありません。

市と園に確認したいこと

制度や認定手続きの相談先:福岡市こども未来局 事業調整課。電話 092-711-4340、メール jigyochosei.CB@city.fukuoka.lg.jp。個別の減免該当結果は、電話・メールではなく認定証で確認します。市公式の問い合わせ先。

空き・料金内訳・日程の確認先:利用したい園。初回利用前の面談では、費用などの重要事項について文書で説明を受け、利用条件を確認します。福岡市の運営基準条例。

  • 子どもの年齢で受け入れられるか。いつから、何曜日の何時から何時まで利用できるか。
  • 利用料に加え、給食代・雑費などがいくらかかるか。減免の扱いや支払方法はどうなるか。
  • 欠席やキャンセルの連絡期限、料金、月の時間枠の扱い、振替の可否。
  • 初回面談・申込みに必要な書類と、通園時の持ち物。アレルギーや配慮が必要なことをどう伝えるか。

市外利用、転居、複数園の併用、ほかの保育料給付との関係など、家庭によって確認事項が変わる場合もあります。料金や時間枠を自己判断で合算せず、市と園に確認してから利用を決めてください。

公式案内と情報の確認日

2026年10月21日に確認した、福岡市の2026年度の保護者向け案内・資料をもとにしています。公式ページの更新表示は2026年10月20日、空き状況の基準日は2026年10月15日です。2027年度の条件や募集時期は、ここでは案内していません。

全国制度の一般的な仕組みは、こども誰でも通園制度の全国版ガイドでも整理しています。福岡市で利用するときは、本記事で紹介した市の時間枠・対象年齢・申し込みの手順と、最新の公式案内を確認してください。