こども誰でも通園制度とは?対象・月10時間の上限・料金と高槻市の利用手順
この記事の要点
- 保育所などに在籍していない、生後6か月から3歳未満の子どもが対象。保護者が働いていることは利用の条件ではありません。
- 国の利用枠は子ども1人につき月10時間が上限。高槻市も月10時間までで、余った時間の繰越し・翌月分の前借りはできません。
- 国が示す1時間300円程度は料金の標準です。高槻市の実際の利用料は事業所ごとに異なり、給食などの実費が別に必要な場合があります。
- 高槻市では、市への認定申請、つうえんポータル登録、事業所ごとの初回面談、予約の順に進みます。希望日の利用が必ず確保される制度ではありません。
目次
- 誰が使える?年齢と現在の通園状況を確認
- 何時間使える?月10時間の枠と予約の考え方
- 料金はいくら?300円は全国一律の確定額ではありません
- 高槻市で使うには?認定申請から利用までの6段階
- 予約前に知っておきたいこと
- 問い合わせ先・公式情報
「保育園には通っていないけれど、子どもが家庭以外で過ごす機会をつくりたい」。こども誰でも通園制度は、そんな家庭も使える通園の仕組みです。まずは対象年齢と現在の在籍状況を確認し、お住まいの市区町村で利用認定を受けます。ここでは全国共通の仕組みを整理したうえで、高槻市で利用を始める手順を紹介します。
誰が使える?年齢と現在の通園状況を確認
国の制度は、保育所・認定こども園・地域型保育事業・企業主導型保育施設に在籍していない、生後6か月から満3歳未満の子どもを対象としています。保護者の就労の有無は問いません。2026年4月から全国で本格実施されています。
高槻市の認定を受ける対象は、高槻市民で、生後6か月から3歳の誕生日の前々日までの子どもです。誕生日前日まで使える、という数え方ではない点に注意してください。
一時預かりを使っていることだけで、直ちに対象外になるわけではありません。国のQ&Aでは、制度の対象要件を満たせば利用できるとされています。現在利用している施設・サービスが対象外の在籍に当たるか迷う場合は、市に確認しましょう。
高槻市の対象条件 / こども家庭庁Q&A(事業内容1〜5、PDF)
何時間使える?月10時間の枠と予約の考え方
国の給付の利用枠は、子ども1人につき月10時間が上限です。ただし、2026・2027年度には市区町村の条例で月3時間以上10時間未満とする経過措置があり、自治体独自の上乗せも別にあり得ます。全国のどこでも同じ時間数を予約できる、と考えず、住んでいる自治体の案内を確認してください。
高槻市は1人につき月10時間までです。前月に使わなかった分を翌月に回したり、翌月分を先に使ったりはできません。利用時間帯、受入人数、定期利用・柔軟な利用などの方法は事業所ごとに異なります。
市外の事業所も利用できます。高槻市の案内に従い、つうえんポータルで事業所を探し、その事業所で必要な面談・予約を進めてください。複数の事業所を使っても、同じ子どもの月の利用枠がそれぞれに増えるわけではありません。
国の制度説明(8〜10ページ、PDF) / 高槻市の利用時間・市外利用の案内

料金はいくら?300円は全国一律の確定額ではありません
国の資料では、利用料は1時間当たり300円程度を標準としています。これは、全国一律や市町村一律の価格を義務付けるものではありません。高槻市も「各実施事業所において設定」と案内しています。
利用料のほか、給食・おやつ、教材、園外での活動などの実費が必要な場合があります。予約前の面談で、次の点をまとめて確認しておくと安心です。
- 1時間当たりの利用料と、予約する時間全体の金額
- 給食・おやつ・教材など、利用料とは別にかかる費用
- 支払方法と支払時期
- キャンセルの期限、キャンセル料、利用枠の消費
- 世帯状況に応じた負担軽減の対象や手続き
高槻市では、所得等の変化によって負担軽減加算の対象になる場合にも、加算の認定申請が必要です。認定を受ければどの事業所でも同額が自動的に差し引かれる、と決めつけず、市と利用先に確認してください。
国の利用料・実費徴収の説明(42ページ、PDF) / 国の料金Q&A(利用料1・2・9、PDF) / 高槻市の料金・負担軽減の案内
高槻市で使うには?認定申請から利用までの6段階
- 高槻市へ認定申請。市の公式ページにある電子申込フォームから申請します。市は受付後おおむね2週間以内にアカウント発行通知メールを送ると案内しています。利用開始日の保証ではないので、余裕を持って進めましょう。
- つうえんポータルに登録。認定後に届く案内に従って、認定証の確認と利用者登録を行います。
- 初めて使う事業所の面談を予約。利用先が変わる場合も、その事業所で初回面談が必要です。アレルギーや配慮してほしいことを伝え、日程を調整します。
- 面談で受入れの可否と利用条件を確認。子どもの普段の様子、利用料、持ち物、キャンセルの扱いなどの説明を受けます。面談後に事業所が受入れを判断します。
- 利用日時を予約。事業所が予約を確定すると、完了メールが届きます。独自アプリや電話での予約が必要な事業所もあるため、面談時に確認してください。
- 予約日に利用し、利用料を支払う。登園・降園時は事業所の二次元コードを読み取り、つうえんポータルで記録します。支払いは事業所との取決めに従います。
申請フォームや事業所の最新案内は、高槻市の制度ページから確認できます。操作や流れは高槻市「利用のご案内」(PDF)にも掲載されています。
予約前に知っておきたいこと
遅刻・早迎えで利用が短くなっても、高槻市の案内では料金と利用枠は予約した時間どおりに扱われます。また、無断欠席や事業所の連絡期限を過ぎたキャンセルは、利用枠を消費し、キャンセル料も発生することがあります。
キャンセルするときは、つうえんポータル上の手続きと事業所への連絡の両方を行います。期限は事業所ごとに確認してください。定員・受入態勢によって希望日を利用できないこともあります。
健康状態、食物アレルギー、障がい、医療的ケアなど、利用時に配慮が必要なことは面談で相談してください。記事だけで受入れの可否を判断せず、事業所と市に確認しましょう。
高槻市外への転居や、対象外となる保育施設への入所があった場合は認定の消滅手続きが必要です。市外へ転居した後も利用する場合は、転出先の市区町村で改めて認定を受けます。
問い合わせ先・公式情報
高槻市の認定・制度については、保育幼稚園事業課へ。電話072-674-7692。窓口は高槻市役所総合センター7階です。個々の利用日・料金・持ち物・キャンセル期限は、利用を希望する事業所へ確認してください。
- 高槻市:乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)
- 高槻市:利用のご案内(PDF)
- こども家庭庁:制度説明資料(PDF、主に8〜13・42ページ)
- こども家庭庁:令和8年度Q&A第2版(PDF、主に1〜3ページ)
2026年10月19日に公式情報を確認しました。高槻市以外にお住まいの方は、居住する市区町村の認定窓口・利用時間・料金案内を確認してください。空き状況や個別の受入れは、この記事では確約できません。
