明石市の産前・子育て応援ヘルパー|料金・利用条件と申込みの流れ

この記事の要点

  • 明石市内で周囲の支援を受けられず、家事・育児に支援が必要な妊婦や就学前の子どもがいる家庭が対象です。市の審査があります。
  • 1時間あたり生活保護世帯0円、市民税非課税世帯300円、その他の世帯700円。買物代や駐車料金などは別にかかります。
  • 毎週決まった日時の定期利用です。単発利用はできず、申請前に子育て支援課への相談が必要です。

目次

つわりで家事がつらい、周りに頼れる人がいない。そんなとき、明石市ではヘルパーが家庭を訪ね、日常の家事や育児の補助を行う制度があります。現金が支給される制度ではなく、条件に応じた料金で支援を受ける仕組みです。

利用できる家庭と期間

明石市に住んでいることに加え、次のような状況が対象になります。単に妊娠中、または子どもがいるというだけで利用が決まるわけではありません。

  • 産前ヘルパー:つわりなどの体調不良で家事・育児が難しく、周囲の支援を受けられない妊婦。母子健康手帳を受け取ってから出産日まで、合計20時間以内です。
  • 子育て応援ヘルパー:周囲の支援を受けられず、日常の家事が難しいため、養育への支援が必要と市が認める乳幼児のいる家庭。出産後から子どもの就学前までが対象期間です。

市が家庭の状況を聞き取り、派遣できるか、何日・何時間の支援が必要かを判断します。利用期間の満了後も続けたい場合は、新たな申請が必要です。

料金と利用時間の目安

  • 生活保護世帯:1時間0円
  • 市民税非課税世帯:1時間300円
  • その他の世帯:1時間700円

料金区分とは別に、買物代、訪問時の駐車料金、対応可能な送迎などにかかるヘルパーの交通費は実費負担です。利用手数料は翌月以降に市から届く納付書で、記載の期限までに支払います。買物代などの実費は利用の都度支払います。

派遣できるのは月~金曜日の8時~18時(年末年始を除く)。週3日以内、1回2時間以内で、毎週決めた日時に利用します。単発利用はできません。利用者の都合による日時変更や振替にも対応していません。利用を終えるときは、原則として終了希望日の2週間前までに子育て支援課へ申し出ます。

頼めること、頼めないこと

調理、洗濯、掃除、日用品の買物など、日常的な家事が中心です。大掃除、家具の移動、作り置き、アレルギー除去食の調理などは対象外です。希望する作業は、申請時と事前訪問時に具体的に伝えましょう。

育児の「補助」は、調乳や哺乳瓶の片付け、おむつ交換に使う物品の準備、ベビーバスの用意などです。ヘルパーが直接授乳、おむつ交換、沐浴をすることはできません。子どもに直接触れる援助や医療行為も対象外です。

就学前のきょうだいの遊び相手や見守りも支援内容に含まれますが、養育者は目の届く同じ部屋にいる必要があります。子どもとヘルパーだけを残して外出する利用はできません。

ファミリーサポートセンター事業で対応可能な園への送迎は、ヘルパーの対象外です。ヘルパーで対応する場合も、移動は徒歩・電車・路線バスに限られ、送迎中は養育者の自宅待機が必要です。複数の子どもの送迎はできません。希望する送迎が対象になるか、事前に市へ相談してください。

同じ部屋で妊婦と幼児が過ごすそばで、訪問ヘルパーがタオルをたたむ手描きイラスト。
家事支援の場面を描いたオリジナルイラストです。実在の利用者・事業者を示すものではありません。

利用当日に守る条件

  • 対象の子ども、産前ヘルパーなら対象の妊婦が在宅していることが必要です。
  • 支援できる別の保護者、親族、友人などがいる時間は利用できません。申請者以外の保護者が在宅勤務している場合も原則対象外です。
  • 家庭内に感染症の人や感染が疑われる人がいる場合は、支援を受けられません。

毎回同じヘルパーが来るとは限りません。家族の在宅状況や体調が変わったときは、事業者や市へ早めに連絡して扱いを確認しましょう。

事前相談から利用開始まで

  1. まず子育て支援課(078-918-5597)へ電話し、困っていること、家族の支援状況、希望する曜日・時間を相談します。
  2. 派遣申請書兼減免申請書とサポートプランの表・裏を提出します。窓口・郵送のほか、公式ページから電子申請もできます。
  3. 市職員による約20分の聞き取りを受け、派遣の可否が決まります。
  4. 派遣可能となった後に事業所を調整し、事業者の事前訪問で支援内容を確認して利用を始めます。

市は、希望日の約1か月半~2週間前までに余裕をもって申し込むよう案内しています。開始までに2週間程度かかり、申請が多いため希望日時に派遣できない場合もあります。申請した翌日から使える、という制度ではありません。

料金の減免に必要な書類

非課税世帯として減免を申請する場合は、養育者全員の市民税課税状況を確認します。申請書で確認に同意すれば通常は課税証明書の添付を省略できますが、転入時期による例外があります。

  • 1~6月の利用開始を希望する場合:前年1月2日以降に明石市へ転入した方は、前住所地の課税証明書が必要です。
  • 7~12月の利用開始を希望する場合:当年1月2日以降に転入した方は、前住所地の課税証明書が必要です。
  • 生活保護世帯:申請する月と同じ月に発行された生活保護受給証明書を用意します。

所得による利用資格の上限や、他制度との一般的な併用条件は、確認した資料で明記されていません。料金表だけから「誰でも利用できる」「すべて併用できる」と判断せず、家庭の状況を市へ伝えて確認してください。

問い合わせ先・公式情報

明石市子育て支援課:078-918-5597。窓口・郵送先は〒673-0891 明石市大明石町1丁目6-1 パピオスあかし5階です。

確認日:2026年10月19日。この記事は制度の一般的な案内で、利用決定や希望日時の派遣を保証するものではありません。予算残額や予算到達による終了条件は未確認です。申請前に最新の公式情報と個別条件をご確認ください。