高槻市の産前産後育児サポート|無料で頼めること・回数・申請方法

この記事の要点

  • 高槻市に住所があり、日中に同居親族などのサポートを得られない方が対象。通常の対象者は上限15回、多胎の対象者は上限45回です。
  • 支援の利用料は無料。1回2時間以内・1日2回までで、買い物代や支援中の交通費などは利用者負担です。
  • 事前申請後、決定通知書が届いてから事業者へ予約します。通知の到着まで約2週間かかり、予約にも余裕が必要です。
  • 2026年10月1日に旧ママサポート事業から変更。不在時や在宅勤務を含む勤務中の利用、対象児への直接の授乳・沐浴はできません。

目次

洗濯や食事の支度が追いつかない、育児の悩みを聞いてほしい。そんな時期に、日常の育児や家事を手伝ってもらう制度です。利用できる条件と頼める範囲を先に確認すると、申請や予約の相談を進めやすくなります。

だれが使える?対象と利用期間・回数

共通の条件は、高槻市に住所があり、日中に同居の親族等のサポートを得られないことです。そのうえで、次のいずれかに当てはまる方が対象となります。

  • 妊婦、または1歳未満の乳児を主に養育する方(母・父等)で、体調不良や育児への不安・ストレス等のため支援を必要とする方。利用期間は妊娠届出から産後1年まで、上限15回です。
  • 多胎妊婦、または2歳未満の多胎児を主に養育する方(母・父等)。利用期間は妊娠届出から産後2年まで、上限45回です。

他の市に住民登録があり、高槻市へ里帰りしている方は対象外です。また、父母それぞれに上限回数が付く制度ではなく、申請は一度の妊娠・出産につき、一世帯1回です。

申請期間は原則、妊娠届出から産後11か月まで、多胎の場合は1歳11か月までです。利用できる最終時期と申請期限は異なります。期限を過ぎて申請したい場合は、直接、子ども保健課へ連絡してください。

いつ・いくらで利用できる?

市の支援時間は、祝日を含む月曜日〜日曜日の午前8時〜午後8時です。1回2時間以内、1日2回まで利用できます。事業者の案内では年末年始を除きます。予約状況などにより希望どおりに手配できない場合があり、災害時等には事業を中止する場合もあります。

支援の利用料は無料です。ただし、生活必需品の買い物代や、支援中の移動にかかる費用は別に負担します。付き添う支援員の交通費等も利用者負担です。買い物代行には現金を用意し、クレジットカード決済や支援員による立替払いはできません。

乳児を抱く保護者が自宅にいるそばで、支援員が洗濯物をたたむ温かい手描きイラスト。
保護者がいる場で、日常の育児や家事を手伝ってもらう支援です。(イメージ)

何を頼める?「介助」と直接のお世話の違い

支援は、日常的な育児・家事と外出の付き添いなどが中心です。事業者によって対応できる内容に違いがあるため、予約前に希望する作業を具体的に伝えましょう。

  • 育児の話を聞く、日常の育児について支援員の知識や経験に基づく助言をする。専門的な相談・回答は対象外です。
  • ミルクや離乳食、沐浴の準備・片付けなどの介助、おむつ交換、着替え、遊び相手や見守り、きょうだいのお世話。
  • 当日分の食事の支度、洗濯、普段の掃除、近隣での食料品・日用品の買い物など。
  • 受診・健診や園・学校、買い物、各種手続きなどへの付き添い。

対象児に直接ミルクや離乳食を与えること、対象児を直接沐浴させることはできません。「授乳・沐浴の介助」という案内は、支援員が一人でその行為を行うという意味ではありません。旧ママサポート事業から変わった点でもあるため、利用前に一覧表を確認してください。

大量の作り置きや特別な料理、大掃除・エアコン掃除、ペットの世話、金融機関や市役所の手続き代行なども対象外です。投薬などの医療的な行為も頼めません。具体的な可否は、市の「できること・できないこと一覧表」と事業者の案内を優先してください。

留守中や在宅勤務中は使える?

この制度はベビーシッターや家事代行のサービスではありません。利用者が不在の場合や、在宅ワークを含む勤務時間中は利用できません。自宅での支援は原則として利用者の居宅で行い、産後は利用者と対象児がいる状態で利用します。子どもだけを預けて留守番をしてもらう使い方はできません。

利用時に家族などの支援者が自宅にいる場合や、利用者を含む同居家族に感染症の患者またはその疑いがある方がいる場合も、支援はできません。該当しそうな場合は、事業者や市へ事前に相談してください。

外出支援も、利用者に付き添う支援です。支援員は自家用車へ同乗できず、自転車・徒歩・公共交通機関(タクシーを含む)を利用します。原則として高槻市内の付き添いに限られ、病院や学校への付き添いは要相談です。利用者の美容院や趣味の習い事、冠婚葬祭等への付き添いは対象外です。

公園遊びや散歩では、支援員1人に対して原則きょうだい1人のお世話となります。希望する外出先や子どもの人数、移動手段は予約時に相談してください。

申請から利用までの順番

  1. 市公式ページの「利用申請の簡易電子申込」から事前に申請します。産前は妊婦本人、産後は対象児の主な養育者が申請します。
  2. 審査後、利用決定した方に決定通知書(裏面は利用記録簿)が郵送されます。到着まで申請から約2週間を見込みます。
  3. 通知書が届いてから、市の事業者情報一覧を見て事業者を選び、通知書を手元に用意して直接予約します。
  4. 利用当日は通知書と利用記録簿を用意します。終了時は支援内容と記録を確認し、署名します。

2026年10月14日時点の委託先は、パソナライフケア、アリスキャリアサービス、ベアーズの3社です。受付方法や営業日、対応できる支援が異なります。パソナライフケアとアリスキャリアサービスは、7営業日以降の日程で相談するよう案内しています。利用申請をした日からすぐに訪問を頼めるわけではないため、必要になりそうな時期が見えたら早めに準備しましょう。

氏名・住所・連絡先や、多胎などの申請内容が変わった場合は、市の案内に従って変更の手続きが必要です。

変更・キャンセルはいつまで?

利用日を変更・中止する場合は、できるだけ早く事業者へ連絡してください。利用日の1営業日前の午後5時までに連絡がなく変更・中止すると、1回分を利用した扱いになります。

営業日やキャンセルの受付方法は事業者ごとに異なります。土日や祝日の前後は、単純に「前日の夕方まで」と考えず、予約時に連絡期限を確認しましょう。

旧ママサポートを利用していた場合

2026年9月30日までに旧「産前・産後ママサポート事業」の利用決定通知を受けている方は、利用期間・回数が残っていれば、改めて申請せずに新事業を利用できます。新事業の上限回数から、旧事業ですでに使った回数を差し引きます。

市の繰り越し例では、旧制度で産前2回・産後3回の計5回を使った場合、新しい上限15回から引いた10回を1歳まで利用できます。また、旧制度の産後10回をすべて使った場合も、新制度では15回から10回を引いた5回を1歳まで利用できる例が示されています。

旧制度の回数を使い切ったという理由だけで判断せず、子どもの年齢とこれまでの利用記録を確認してください。残り回数や利用期限が分からない場合は、市へ照会しましょう。

問い合わせ先・公式情報

問い合わせ先は、高槻市 子ども保健課(電話072-648-3272)です。所在地は高槻市八丁畷町12-5、高槻子ども未来館2階です。

原典確認日:2026年10月19日。2026年10月1日の制度変更後の案内と、10月14日更新の支援内容・事業者情報を確認しています。以前のママサポート事業とは条件や支援内容が異なるため、申請・予約前には現行の公式案内をご確認ください。